リモカマガジン第16号

寒〜い冬!!ペットと考える防寒対策/膝に猫をのせて読みたい☆猫本特集!

  こたつ
 見事だった紅葉も木枯らしでどんどん落ち、陽の暖かさより風の冷たさが勝るようになってきましたね(>_<)
寒い冬を家族みんなで乗り越えるための対策方法を、ペット目線からお送りします!(*'▽')
 そして、ますます陽の入りが早くなり、夜は長くなる一方の今日この頃。の〜んびりと暖かくして読書をするのもまた乙なものではないでしょうか。今号は、猫本を特集します!=^・-・^=


*〜*〜* 目次 *〜*〜*

特集……寒〜い冬!!ペットと考える防寒対策
特集……膝に猫をのせて読みたい☆猫本特集!



 

≪特集≫ 寒〜い冬!!ペットと考える防寒対策

 
   
  ふとんから出られない〜
   
【(1)お部屋の環境チェック】
□湿度は50〜60%
□暑いときに移動できる、涼しいスペースがある
□熱の出る器具に直接触れられないようにしている
□暖房をつけているときは、洋服を着せない

 人と同じお部屋の中で暮らしている子は、暖房などの影響で季節の変わり目がいまいち認識できず、冬支度が中途半端になってしまいやすいもの。暖房ON/OFF時の温度差をなるべく小さくしてあげることも必要です。


【(2)寒さの合図】
 ワンちゃんの場合、ぶるぶる震えていたり、体を小さく縮めて丸まっていたりする場合は寒がっているサイン。 ずっと寝ていたり、散歩に行きたがらなかったり、水を飲む量が減ったりするのも、「寒いよ〜」の合図であることがあります。
 ネコちゃんの場合、ぎゅっと丸くなって寝ていたり、温かいもののそばで暖をとったりしているのが寒さの合図です。水が冷たくなって、水飲みの量が減るのも一つのサインです。


【(3)カンタンなお部屋環境の整備】
○寝床
 お部屋の中で、冷気が伝わりやすいのは窓と床です。窓から遠い場所や、床より少し高い場所にハウス・ケージを置いてあげたり、ハウス・ケージと床の間に熱を遮るものを敷いてあげたりしましょう。また、ハウス・ケージの中に冷気が入ってこないように、毛布を掛けてあげるのも有効です。
○湿度
 乾燥が引き起こすものの一つは感染症。乾燥するとのどの繊毛の働きが弱まってウイルスに感染しやすくなります。
 また、乾燥すると静電気も起こりやすくなります。本来、冬毛はふんわりとして空気を蓄えることで保温効果を発揮するものです。静電気を帯びた毛はうまく空気を蓄えることができず、保温機能を十分に果たせません。人が体に触れたときに静電気がバチッとするのも、ワンちゃんやネコちゃんによっては怖がるようです。
加湿器を利用したり、お湯を沸かしたりすることによって湿度を保つようにしましょう。
○人がいないときの暖房
 就寝時や留守中など、人の目が届かないときに暖房器具を使うのは、火傷や火事、熱中症などが不安ですよね…。そんなときは、毛布やブランケットをうまく活用したり、湯たんぽを使って、暖をとれるようにしてあげましょう。


【(4)おすすめ冬用グッズ】
 寒さで乾燥すると、肉球がガサガサになってしまうことがあります。放っておくと、あかぎれやひび割れ、さらには化膿してしまうことも…。
そんなとき、おすすめなのが「肉球クリーム」!!!
(例えば、こんな商品があるようです<パウケアクリーム>)
ガサガサ、カサカサになった肉球を、ぷにぷに…になるかは個人差があるようですが、しっとりと柔らかくしてくれます。また、ワンちゃん、ネコちゃんだけでなく、人の手に使ってらっしゃる方も多いようです。


【(5)番外編】
 寒い季節は、外で暮らすどうぶつたちが車のエンジンルームで暖をとっていることがあります。それに気づかずにエンジンをかけて巻き込むという悲しい事故が起こってしまうことも…。ボンネットを「コンコン」とノックしてから車に乗る、そんな習慣を心がけたいものです(*^-^*)




≪特集≫ 膝に猫をのせて読みたい☆猫本特集!

  本を読む女の子
   
 秋の夜長…というには寒くなりすぎましたが、まだまだ長〜い冬の夜です。ペットを膝の上に乗せて、暖をとりながら本を読むゆったりとした時間はいかがでしょうか?身近な動物の本特集第1弾は、ネコちゃん本です!!


「ネコ学入門 猫言語・幼猫体験・尿スプレー」クレア・ベサント
築地書館より2014年9月16日発売の本ですが、早くも第3刷を迎えているようです。イギリスで動物生理学を学んだ筆者が、猫の心理と行動の背後にある原理をていねいに解説した本です。
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人や犬と違い、群れない動物である猫は、多様なコミュニケーション手段をもっている。

猫は人に飼われても野性を失わない生きものだ。
なでられたいのは匂いをつけるため。開いた瞳孔は気分が高まっているから。
感情によってひげが動き、幼猫時の体験が性格を決める……。
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ネコ好きな方に贈りたい本の一つです。


「世界から猫が消えたなら」河村元気
郵便配達員で30歳、ネコと二人暮らしの男が脳腫瘍で余命わずかと宣告されます。そんなとき現れた悪魔に、一日の命と引き換えに世界から様々なモノを消す取引を持ちかけられた男は・・・?2013年本屋大賞ノミネートの作品で、映画化が決定した小説です。サクッと読める軽やかな文章なので、忙しい日でも読みやすい本かもしれません。


「それでも猫は出かけていく」ハルノ宵子
小説家のよしもとばななの姉である、漫画家・エッセイストのハルノ宵子による、猫と吉本家の生態をせつなくもユーモアたっぷりにつづった猫エッセイです。いつでも猫が自由に出入りできるよう開放され、家猫4匹に加えて、外猫、通りがかりの猫など、常時十数匹が出入りする吉本家。そんなたくましい日常を、非常に猫の表情、動作が豊かに見事に描かれたイラスト入りで綴っています。




編集後記

 
   
 
 
本屋さんで犬や猫の写真が表紙になった本を見ると、つい手に取ってしまいます。写真集やエッセイ・小説、飼育書、絵本などたくさんの本が並んでいるので、次はどの本を読もうかな〜なんて考えています(*^-^*)ちなみに、amazonで「猫 本」を検索してみたら、30,000件もありました。びっくりです!   (編集部員 リカより)



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※メルマガの掲載内容は2014年10月3日現在のものです。詳細は各施設やメーカーに直接お問い合わせ下さい。
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 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部