リモカマガジン第24号

ペットの足裏はトイレと同じくらい細菌が付着してるってホント?!/きれいが一番!ペットも飼い主さんも嬉しい清潔グッズ

  犬とトイレ
 前足にあごを乗せてみたり、後ろ足が無防備に広がっていたり、こちらが差し出した手にちょこんと乗っけてみたり・・・。とても可愛らしい魅惑の手足が、実は想像以上に細菌だらけだった?!今号では、知らないと怖〜い、衛生に関する情報をお伝えします!



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特集……ペットの足裏はトイレと同じくらい細菌が付着してるってホント?!
特集……きれいが一番!ペットも飼い主さんも嬉しい清潔グッズ




 

≪特集≫ ペットの足裏はトイレと同じくらい細菌が付着してるってホント?!

  猫と避難
   
 ライオンが行った室内飼育犬の細菌汚染実態調査の結果、犬の足裏の肉球やお腹に、犬のおしり周りやトイレ表面と同様の菌数が付着しているということがわかりました

この調査では、犬の体表(肉球、お腹、おしり周り)および犬用トイレ(トレイ内周、横漏れ箇所、トイレシーツ上)を対象に拭き取り調査を行ったところ、100cm2あたりに付着していた細菌数は、犬の違いによる差は大きいものの、測定部位間では細菌数に大きな違いがなく、おしり周りやトイレ表面と同様の菌数が肉球やお腹にも付着していることが確認されました。 これらの原因として、糞の排泄後に後ろ足で地面をカリカリと蹴る習性や、細菌の多く付着した場所を通ることなどが考えられます。また、肉球のまわりは、湿気がたまりやすいため、細菌が増殖しやすい環境がつくられているということも原因の一つとして挙げられるでしょう。
 今回検出された細菌は一般の環境の中で頻繁に検出されるものであり、特に強い毒性のあるものではないとのこと。しかし、人と同様にトイレまわりには、毒性の強い菌が他の環境よりも多いといわれています。


足裏が汚れたままだと、大変なことになる?!
 足をきれいにしておくということは、ワンニャンの皮膚「全体」を健康に保つためにも、とても重要なことです。肉球のまわりが汚れたままだと、適度な湿度と温度が保たれているため、細菌の温床になってしまいます。もしそこに小さな傷ができてしまったり、アレルギーなどで皮膚のバリア機能が弱くなっていたら増殖した細菌が皮膚にもぐりこみ、炎症をおこしてしまうでしょう。そうなるとかゆみと痛みから手足を舐めるようになります。舐めることで肉球の間は常にびしょびしょの状態になり、口内細菌も感染してしまって炎症がさらにひどくなり、余計に舐めるようになるという悪循環に陥ってしまうのです。
 「とても可愛いうちのワンニャンに細菌は無縁!」と思い、忘れがちなのですが、普段からしっかり洗浄や除菌などの適切なケアをすることが大切です。


ワンニャン手足の適切なケア方法
 清潔に保つといっても、頻繁にシャンプーを使って洗うのでは、逆に皮膚の表面にある皮脂バリアを取り除いてしまい、カサカサした炎症をおこしやすい皮膚になってしまう可能性があります。

ポイントは「乾燥」にあります

 足裏の中でも、肉球の間は特に水気が乾燥しにくい場所です。ただ、洗ったり、水をかけたりするだけでは、逆に多湿な環境の中で、細菌が繁殖しやすくなります。タオルでささっと拭くだけでは、なかなか指の間の湿気がとれません。また、すぐに乾くからといって、ドライヤーのかけすぎも禁物。肉球は繊細な部分なので、ドライヤーの温風で乾かすと、負担になってしまうからです。ワンニャンの足を洗ったあとには、指の間を広げながら、低温のドライヤーでじっくりと乾かしましょう。

きちんと洗いたい方は・・・

 室内をきれいに保たなければならず、ワンニャンの手足をしっかりきれいにしておきたいという方もいらっしゃるでしょう。しかし、洗いすぎは皮膚の表面を傷めてしまうことがあります。シャンプーを水で薄めて薄いシャンプー液を作り、その中に浸すようにするだけで、十分に汚れが落ちます。その後にしっかりと乾かすようにしましょう。

毎日洗うのが大変という方は・・・

 肉球まわりを乾燥させることはとても大切なのですが、時間がかかる作業でもあります。なので、もし時間があまりない場合には、よく水気を絞った濡れタオルで指の間まで丁寧に拭き、その後に乾いたタオルでもう一度よく拭くようにしましょう。このとき、皮膚や肉球、爪のチェックも同時に行います。毎回、赤くなったり、傷がついたりしている場所がないかをよく確認してあげることによって、小さな変化にも気が付きやすくなります。もし肉球がかさかさひび割れてきているようなら、そのあとで肉球専用のクリームをよくすり込んであげると良いでしょう。

まとめ
 ワンニャンの手足を清潔に保つということは、細菌の増殖や汚れを防ぐためにとても重要なことです。適切な方法でケアしてあげることで、ワンニャン自身はもちろんのこと、「かわいい〜(*^ ^*)」とワンニャンと触れ合って癒されたいあなたも、細菌から守ることができます。もちろん、常在菌と呼ばれる、どんな環境にもいる細菌まで除菌してしまう必要はありません。しかし、毎日のケアの中で、重度の炎症を起こしてしまう前に気づいてあげられるようにしておきたいですね。



≪特集≫ きれいが一番!ペットも飼い主さんも嬉しい清潔グッズ

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リモカも清潔で便利な暮らしを応援します
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 その中でも決め手は、コレ!なんと、カメラ部分と水・餌皿が取り外せるようになっているのです。また、おやつポケットのフタも取り外し可能です。カメラなどに水がかからないか心配することなく、ゴシゴシきれいに洗うことのできる設計となっています♪
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編集後記

 
   
 
 
細菌が一度全身に広がってしまうと、ノミやダニの駆除以上に治りにくくて大変なのだそうです・・・。日頃から、(もちろん適度なレベルで)清潔に保ってあげたいですね(*^-^*)   (編集部員 リカより)



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 中央システム技研株式会社 リモカマガジン編集部